医療従事者へ愛をこめて
近年、SDGsへの取り組みが活発に行われるなかで、フードロス(食べ物の廃棄問題)についてはよく耳にすることがあると思います。
私たちの業界も例外ではなく「フラワーロス」が以前から大きな問題でした。
じゅうぶん美しいのに規格外のため出荷されず廃棄される花、店舗で売れ残り廃棄される花がとても多いのです。そこに追い打ちをかけるような新型コロナウイルスの影響で生花の使用機会は激減、生産者さんも販売店も心を痛めていました。
「なんとかできないだろうか?」と。
日照時間が長く温暖な気候の浜松市は、全国有数の花の産地です。特にガーベラは、全国トップクラスの生産量を誇ります。
そこでガーベラの生産者でつくる団体「ガーベラパッキングセンター」さんの協力のもと、出荷できないガーベラの花、店舗で売れ残った生花を、医療の現場に定期的に無料でお届けする取り組みを始めました。
現在は、西山病院や聖隷健康診断センターへ2週間に1回程度「少しでも医療従事者や患者さんの癒しになれば」という想いでお届けしています。
「希望」・・・これはガーベラの花言葉です。
2022年6月3日
当社の取り組みを取り上げていただいた新聞記事